説明
細胞を用いた様々な実験がオートメーション化される中、重要な課題が自動化インキュベーターの導入です。ワケンビーテック株式会社は長年の開発実績と経験を生かし、安価かつ高機能な自動化モデルの開発に成功しました。150枚モデルは、スクリーニングにとどまらず、T175/T225フラスコやHyperFLASKのような大型培養容器を用いた大規模スケールでの細胞培養の自動化ができる最上位モデルです。
- 本体はコンパクトで、自動分注装置や細胞観察装置などの自動化システムにマッチします。
- 自動ゲートを搭載、培養容器の入出庫の際の環境変化を最小限に抑えます。
- マイクロプレートを150枚収納可能（17mm高プレート換算）できる最上位モデルです。
- 本体右側から入出庫を行えるサイドゲートオプションをご選択いただけます。
- カセット式ホテルを採用しており、必要に応じて脱着・交換ができます。
- マイクロプレートの他、シャーレ、Tフラスコ（T175まで）などに対応します。
- 前面の液晶タッチパネルから操作や各種設定が可能です。
- CO₂ガス制御を標準装備、オプションで低酸素環境培養（N₂ガス）を選択できます。
- チャンバー内をISOクラス5（クラス100）清浄度に維持するHEPAフィルターを搭載しています。
- チャンバー内部品はH₂O₂耐性のある部品で構成、高い密閉性を有しています。
- 通信インターフェイスはRS232（RS485）、Ethernetに対応しています。
- 様々なカスタマイズや特注対応が可能です。詳細はお問い合わせください。
| チャンバー容量 | 403L |
| 外寸法 | W980×D816×H1030 mm |
| チャンバー内寸法 | W857×D653×H721 mm |
| スライダー長 | 239 mm（特注対応可能） |
| 材質 | チャンバー内：SUS304＃200以上 外装：冷延鋼板 / パウダーコート焼付塗装 |
| 加湿方式 | 加湿バットによる自然蒸発式 （超音波式自動加湿オプション対応可） |
| 大気循環 | DCファン（HEPAフィルター経由） |
| カセット段数 | 25段×6カセット |
| 収納枚数 | 150枚（17mm高プレートの場合） |
| 温度： | |
| 設定範囲 | 室温＋8～＋30℃（最高45℃） |
| 表示精度 | 温度（1）：37.0±0.5 温度（2）：室温＋30.0（最高45℃）±2.0 |
| CO₂濃度： | |
| センサー | NDIR（赤外線式） |
| 設定範囲 | 0.5～18.0 % |
| 表示制度 | ±0.5 % |
| O₂濃度： | |
| センサー | ジルコニア式 |
| 設定範囲 | 1.0～18.0 % |
| 表示精度 | ±0.5 % |
| インターフェイス | RS232(RS485)、Ethernet |
| 電源 | AC100V 50/60Hz 600VA |
| 重量 | 200 kg |